おかげさまで、Youtubeに投稿した「けしからん猫の垂直跳びには敵わない。」がそろそろ再生数90万に届こうとしております。
基本的に投稿した動画についてはあまり説明をしない(めんどくさいだけです)のですが、Youtubeやニコニコでも結構、撮影方法で質問があったので、今回は撮影方法以外も含めてブログでまとめて、ご説明。
まず、今回のコンセプト
①「歪みない」が何回もリピートして見るにはちょっと。。。という出来だったので、リピートして観たくなるようなテンポのいいのを作る。
②見る人が「またジャンプかよ」と思うはずなので、色んな角度の映像を撮影する。
の2点。自分でいうのもなんですが、たくさん映像を詰め込んだ割には何回見ても、おなか一杯にならない動画が出来たと思います。
次に機材(というほど立派なものではありません)
今回使用したカメラは「CASIO EX-ZR15」「Gopro HERO2」「Nikon1 J1」(始めのとこだけPanasonicのビデオカメラ)
動画編集は「premiere pro」(スローモーション部分はtwixtor、ハイスピード撮影したものはMagic Bullet Instant HDでアプコン)
という全然、たいしたことない機材で撮影しています。普通のサラリーマンの趣味なんで、これ以上のものに手を出したら、今度は僕の顔面に嫁の手が出ると思います。
それではざっくりとジャンプの説明。
①150cm(通常)
始めなんで引いた画面で高さがわかるように撮影。実際のスピードも見てほしかったのでスローモーションは使いませんでした。

②150cm(スロー)
こちらは逆に「スローで撮影してまっせ」というアピールをしたかったので全体を遅めのスロー。
アングルは面白いのは後に取っとかなきゃいけないので、あまり深くは考えずに、適当な位置において撮影しました。

③160cm
Goproちゃんの広角を生かしたかったので、下からのアングルで一本。
たまたまニャー助がカメラをちら見したので、その部分をスローにしました。
これが出来た時点で心の中では「イエイ!!」曲の長さも160cmジャンプに合わせて編集しました。


④170cm
「下撮ったから次、上ね。」という単純な発想。真上からのアングルは最後までとっておきたかったので、ちょっと斜め上から。一脚をたんすから引っ掛け棒に乗せて撮影。

⑤180cm
たまたま、撮影のちょっと前にめざましTVで映画「ボーン~」シリーズの撮影方法を紹介していたのを見て、真似してみました。
本物は役者の後ろからカメラマンもついていく撮影ですが、そんなのは無理なので一脚をニャー助のお尻近くに置いてジャンプと同時に持ち上げました。
ぶつかっていないのも撮影していますが、ぶつかったのが一番迫力があったのでそれを使用。ちなみにカメラにぶつかったニャー助君、まったく動じることなくねずみに向かっていきました。
当初は跳んだ後の一瞬だけスローにする予定でしたが、曲に合わせて全体部分を超スロー映像にしました。

⑥187cm
ハイスピードカメラを縦にして全体が写るように撮影。あとは編集で拡大・移動しただけです。もともとCASIOちゃんは画質が悪いうえに、拡大するとさらにひどくなってしまいますが、他のカメラだとニャー助のスピードが速すぎて、あんな感じに出来なかったので、泣く泣くこれを使用。
イメージは完全にスラムダンク。


⑦ちょっと休憩
2本続けて超スローだったので、ちょっと加速する映像を入れました。
撮影方法は簡単。Goptoちゃんを手に持ってニャー助と物干しの間を行ったりきたりして、一番まともなのを使いました。

⑧192cm
真上からのアングルは最後だけ使うつもりでしたが、かっこよすぎたので使いました。
ちなみに、190cm以上の撮影は、いつ最後になるか判らないので、保険ですべて真上アングルでも撮っています
(かっこいいんだけど口元がむにゅってだらしないのがニャー助の魅力ですね。)

⑨194cm
アップの映像が多かったので、そろそろ「結構、高くなってまっせ!!」というのを伝えたったので下から。
イメージとしてはカムイ伝(僕の世代でもありませんが)とか白土三平の忍者漫画。
今回、一番のお気に入りでPCの壁紙にしています。(タンスにニャー助の影がもうちょっと写っていれば最高なんですが。。。)

⑩196cm(正面)
150cmとおなじ画です。べたですが最初と最後の比較。

⑪196cm(真下にみえますが結構離れてます。)
本当はラストジャンプは家にあるデジカメ、ビデオカメラ総動員して6台くらいで色んな角度からバババババツとねずみを捕る瞬間を見せて、最後にスローモーション一発。のイメージだったのですが、この映像が面白かったので、予定変更して、こちらをスローにして使いました。しっぽをフル活用しているのがよくわかる映像です。

⑫196cm(真上)
ラストは、やっぱりの真上から。あいかわらずいい口元ですな。
192cmでは右手を振り下ろすスピードを編集で早送り(といっても実際のスピードよりは遅いのですが)したので、ラストは振り下ろすところをスローに。

こんな感じで説明終了。長文読んでいただきありがとうございました。
最後に「うちのネコもっととべるよ~」といったコメントありますが、ニャー助並に跳べるネコが結構いるくらいはこちらも百も承知でして、今回の動画も「どこまで跳べる?」といっていますが高さはぶっちゃけどうでもよくて、とにかくかっこいいニャー助ジャンプを撮りたかっただけなんですね。
ニャー助並にかっこいい跳び方をするネコはそうはいないとおもうので、そういう意味での「敵わない」だったりします。